医療法人が運営する訪問看護ステーションの方が良い?

訪問看護ステーションの求人の探し方

訪問看護ステーション運営をしている母体は大きく分けると「医療法人」「株式会社」の二つに分かれます。

それ以外にも、「社会福祉法人」「一般社団法人」や「合同会社」「有限会社」もございますがわかりやすく二つに分けさせて頂きました。

よく訪問看護へ転職希望の看護師さんからご質問を頂くので、その際お話させて頂いているどちらが良い悪いではなくメリットデメリットのお話をさせて頂きます。訪問看護ステーションの廃止をするのは株式会社の方が良いので「株式会社はつぶれるから嫌です」なんてお話もお聞きしますが、株式会社だから潰れる訳ではないんです。医療法人で訪問看護を廃止するケースもございます。

医療法人なので「母体が安定しているので」と頂くケースもございますが、株式会社の方が安定しているケースもございます。

医療法人運営の訪問看護の特徴

医療法人運営の訪問看護のメリット

医療法人のメリットは何より医療のバック体制が整っているという事です。病院が医療法人にある場合には、病院の勉強会に参加出来たりするメリットがございます。病棟や外来など医療法人内への異動などもする事が出来ます。医療法人のクリニックである場合にも、医師との連携も図りやすいのでがメリットです。

医療法人運営の訪問看護のデメリット

医療は国から守られていて安心でお金もあるとお思いかもしれません。医療法人でも、廃止・廃業・休止になることはありますよ。例えば、病院方針で訪問看護をやらないとなれば廃止です。またクリニックであれば医師が体調不良となり閉院となれば廃止になるかもしれません。ですので、株式会社の方が廃止率は高いですが医療法人も経営ですので100%安心ではないんですよ。あとは大事なのでは、株式会社より医療法人の方が訪問看護の診療報酬は低いので給料も低い傾向にあります。

株式会社運営の訪問看護の特徴

株式会社は一括りにするのは非常に難しいですね。社長の方針により、株式会社でも訪問看護にどれだけ力を入れているかや予算などで大きく違います。

株式会社運営の訪問看護のメリット

その中でもメリットは、やりたい事などが通りやすいのが大きなメリットです。看護師人数も多く事業所も多く、連休の取得などもしやすい傾向にあります。また自由度も高いので、関連する領域への拡大や自由診療の領域なども手を広げる事が可能です。医療法人の場合には、医師の基というのが基本となりますが株式会社では看護師が中心になる事が多いです。さらに、給与水準も高くなる傾向にあります。 

株式会社運営の訪問看護のデメリット

デメリットはもちろんその株式会社それぞれですが、多くは医療に関わりがない所からのスタートですので社長が医療に関与していない場合にうまくいかない事もあるかもしれません。例えば、開業のコンサルティング会社の言いなりで予算を割かなかったり医療介護の事を全く知らない場合などもございます。

医療法人か株式会社かどちらが良いかで迷っている看護師さんお気軽にご相談くださいませ。

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    Posted by sakadume